これがオススメ!

そんな宣伝文句が目に入った。

 

 

 

* * *

 

 

 

誰よりもハンサムで美人な君は、家柄のためブランド物のスーツ物しか持っていない。

そこで、僕はそんな君のために服を選んであげよう!

できるだけジャンルが偏らないように気を使って―――

 

 

 

これがオススメ!

そんな宣伝文句が目に入った。

 

視線を下げると彼に似合いそうなファッション。頭の中で彼とこの服を重ねてみる。

―――似合いすぎてホグワーツ中、彼の噂が広がるだろう。

僕は速攻でこの服を買った。

これをプレゼントされた彼の顔が目に浮かぶ。

 

『うわぁっ!カッケー!ありがとジェームズっ!!』

 

―――そんな声が聞こえてきそうだった。

僕は口元に弧を描いた。

 

 

 

 

 

君の笑顔が見れるだけで僕はシアワセ。

 

 

 

 

 


ショートショート第1弾☆

てかこのお題は結構ムズいσ(´д`;)

06/05/13